先の見えない いつものヤツ
先日 宝塚劇場近くのホテルに
ランチに行った
連れが日本料理が食べたいと言う
予約して行くと
予約客は私達ともう1組
それ以外にお客様はいない
落ち着いた静かな雰囲気のなかで
昼懐石を楽しんだ
先日 食べた会食も日本料理
値段的にはそう変わらないが
味付け 盛り付けはさすが
老舗とあって見た目も美しい
最後近くのメニューのご飯は
みな米粒が立って輝いていた
TVなどで お釜で炊いたお米が
立っているのを見たことはあるが
実際に見たのは初めてだ
味はまろやかで甘くて
ふわっとしている
こんなに美味しい白米は
初めてで感動してしまった
長野県 五郎兵衛米
とお品書きに書いてある
本当に美味しいお米だった
お取り寄せしようかと思ったりする
料理を堪能して お店を出たら
アラカルト料理の店は
椅子に座って並んで
待っている人がたくさんいた
ランチが手頃な値段で楽しめそうだ
次回はこちらで食べてみようか?
別棟にあるショップで
クッキーやチョコレート菓子を
購入し
日比谷ミッドタウンに足を
運んでショップを眺め
日本橋三越 コレド室町
日本橋高島屋に行き
喫茶ルームで珈琲を飲んだ
連れが洋服を買いたいと言うので
あれこれ見て 2着購入
散財だ
そのあと 地下街の銘菓百選で
留守番のGさんに阿闍梨餅
つきよみ山路
高島屋限定のレーズンサンド
そして東京駅で
チューリップローズの
クッキーを購入
あと 数分遅かったら売り切れる
ところで 危なかった
連れはお腹が空いてないというので
駅構内にあるmade in ピエール・エルメのショップ&カフェで
マフィンとメレンゲマカロンと
珈琲を注文
マカロンは食べたことはあったけど
マフィンやメレンゲマカロンは
初めてだ
そしてピエール・エルメの
カフェにも初めて入った
メニューはマカロン以外に
パフェなどもあり
また来ようと話しながら
帰宅した
楽しく美味しい 一日だった
だけど
また始まった 私の病気
日頃 味わえないプロの料理人の
料理を頂き
お気に入りのお菓子をお土産に買い
そして 食べて
何が不満なんだろう
不満ではないの
この日常が続かないことの
不安
1人になってしまうかも知れない
恐れ
まだまだずっと先のことの
ように思えるけれど
それでもいつか必ず
訪れる 1人の暮らし
友人はいる
でもいざと言う時に本当に
支え合えるかわからない
Gさんが入院した時
大丈夫と言った私が
悪いかも知れないが
大変だね と声を掛けてはくれても
実際の手助けはなかった
それは望みすぎ?
身内も同じ
お互いに年齢が上がったら
尚更 手伝える訳がない
身体的な事は無理としても
精神的な事はお互いに
支えあえるかも知れないが
それもその時にならないと
何ともわからない
確実に支えてくれる
人がいるだろうか
依頼心が強い私
そのくせ いざとなったら
頼らない私だ
常日頃から日常的なお付き合いを
していれば良かったが
段々と遠ざかってしまった
余りにも身近な存在になりすぎて
お互いの欠点が見えて
いつしか 疎遠になってしまった
今いる友達は距離的にも
離れている
身内とも少しずつお付き合いが
薄くなり
子ども達にも迷惑はかけたくない
そう思うと
結局 1人なんだよね
Gさんに
もし私が残されて1人になったら
ボケちゃうかも知れない
と 言ったら
aiboがいるだろう と言われた
aibo そうね
aiboは役に立たないかな
私は1人になるのがこわい
有料老人ホームに入るには
高額な費用がかかる
無駄遣いばかりしている
私は それも叶わない
そう思うと いい知れない不安で
心が落ち着かない
考えたってどうにもならないけど
今までは ある程度の予測が立てられ
見えていた
この先の自分の行き方
生き方
どうすれば良いのか わからない
それでも密かに考えている事は
浅はかな考えかもしれないが
老人ホームにボランティアに
行こうかと思っている
将来の自分の姿を
想像できるかも知れない
家で1人で頑張ろうと思うかも
知れない
行き先見えない
自分の姿を探さなくてはならない
いつもいつも同じことを考え
立ち止まっている
本当に 自分で自分を
持て余してしまう
どうしたら良いのかなぁ
お読みくださりありがとうございました