ぐちぐち なんでも言っちゃうよ〜

私のほんとうの気持ち

自分で考えて

友人の話で恐縮だが、友人が誰かに話を聞いて欲しい、だから、まるっきり関係のない私に話したいと言う。

その話を、私はまた関係のないここで、

話すってちょっと変かなと思うけれど、

私としても、どうしたら良いか分からないから、お話させて頂きたいと思う。


友人には若い友人がいる。

その方は離婚し 2人のお子さんを、育てているらしい。1人は中学生、もう1人は高校生だという。

若い友人が、何故離婚したかは聞いていない。離婚に至るまでの話はしたがらない、だから、聞かないと言っていた。

親権を持ち、2人の子供を育てている。

離婚当初は、これから2人の子どもを大学にやることが出来るだろうかと、不安に思ったと言う。 奨学金もあるし、

心配ないよと話したと友人は言う。

若い友人は大学に行きたかったが、行かれなかったと言う。だから子供達には、

是非とも大学に行かせたいと、思っていた。だから、大学にこだわっていた、と言う。その方は別れた元ご主人から、養育費が始めのうちは届いていたらしい。

しかし、その元ご主人が何か商売をやっていて、上手く行かなくなり養育費どころではなくなってしまったらしく、今はもう届いていないと言う。

その若い友人は、パート勤めをしていたがパートでは生活できないからと、何とか頑張って正規職員になったらしい。

切り詰めて生活しているから、 何とか大学にやれそうだと最近 話しているそうだ。      

しかし、 肝心の高校生のお子さんが、大学には行く気がないと言いだした。

母親が朝早くから働き、大変な思いをしている姿を見ているから、自分は大学に行かずに働いた方が、母親を楽させる事が出来ると言っているらしい。

成績が良いので教師からは、大学への進路を進められたらしい。

しっかりしているお子さんらしく、 

奨学金と言っても、ただで貰える訳ではない 、借金を抱えるようなものだというらしい。今どき珍しく親孝行なお子さんで感心させられたと言う友人。

若い友人は、離婚したから大学にも

行かせられないと思われるのが、辛いらしい。もう高校2年生だから、進路を正直どうしたものか、どのようなアドバイスしたら良いか、元ご主人とは全く連絡なし、もう一切 関係ないと言うことで、連絡先も知らないと言うことだった。

今は便利な時代だから、子供さん達と

元ご主人はLINEで連絡を取っているらしい。だが、まだ会ったことはないらしい。若い友人は、お子さん達にお父さんに会っても良いと言っているらしい。

ただし、自分はもう関係ないから、会わないと言っていると言う。

お子さんから聞いた話だと、元ご主人は再婚なさったと言う。

再婚されてお子様がいらっしゃるかは

わからないが、子供達の話の様子で

再婚したことが分かったらしい。

再婚なさったことについて、仕方ないね

と仰っていたという。

子供もいるし、もしかしたら戻ってきてくれるかなと、一抹の期待もなくはなかったが、再婚したと聞いたらもう2度と、会いたくないと思ったという。

自分はもう本当に、他人になってしまったのだと。そして再婚して幸せに暮らしているらしい話を、子供から聞くのは

本当は辛い。でも子供の手前、良かったねと無理して言ったと言う。

自分とは上手く行かなかったけれど、  子供とは仲良くして欲しいと思っていると、言うらしい。子供にとっては父親だからその関係までは、潰したくないと言っていたという。


さてさて特に隠すような、誰にも言えない話でもないようにも思えるが、私の友人はやはり誰かれ構わず、その若い友人の話はしたくないらしい。

話せば 何となく分かってしまうし、と言うことらしい。

頑張っていらっしゃる若い友人は、

是非とも子供を大学に行かせたい。

だが、子供は大学に行くだけが人生ではない、早く働いて母親や中学生の妹に、少しでも楽な生活をさせて上げたい。  

そして自分も我慢してきたから、自分のためにお金を使いたいと言うらしい。

若い友人は離婚しなければ、その高校生のお子さんは、大学に行っただろうと

思い悩んでいると言う。

大学へ行くことだけが幸せではない、その事はわかる。勉強が嫌い、やりたい事がある、それなら納得できる。

母親を助けるため?そんな子供を犠牲にするような事は出来ない 。大学に行ってほしい、若い友人は泣いて友人に訴えてきたらしい。

その高校生の気持ちをどうしたら

変える事が出来るか。

相談にのってと言われ、正直どうしたら

良いか、友人も困ってしまったらしい。

1人の子供の人生がかかっているから、

曖昧な事は言えないと言う。

私にも、どう思うかと聞かれたが、私も答えられない。

どんな環境であれ、その子供さんが決める事だから。

後悔することがあっても、自分で決めたことだから。

もちろん大学に行くことのメリットは

ある。大学で勉強したら、高卒で就職した時とは違って仕事の選択肢が広がる。

ただ、今は仕事も多種多様あり、大学へ行くだけで良い?仕事、 将来が約束される訳ではない。あながち、子供さんの考えも一理ある。

自分の人生、誰に何か言われて、決めるものではないし、関係ない人からのアドバイスなんて必要ないと思う。

自分で自分の人生を決める。

それが自立の一歩かも知れない。

月並みだけど頑張ってとしか言えない。

話だけは聞くことはできる。

それだけしか、他者にできることは

ない。

全く私には関係ない人の話だけど、世の中、離婚は日常茶飯事で起きている。

バツイチ  バツニ なんて簡単な言葉で

軽く考えようとしているけど、やはり

離婚は、子供にとって大変なことなんだと、思わずにはいられない話だった。

一概に離婚がどうのこうのとは言えないし、大学へ行く 行かないで、人生決まる訳ではないけど、行き着くところ、

生きるって大変だと思ってしまった。