何十年もお付き合いしている友人Aさん

愚痴や文句 何でも聞いてくれる

もちろん 私も友人からの話は全て聞く

お互い 感性が合うし 義母   義兄弟姉妹の話はお互い 同じような婚家先だった

せいもあって  他の人には理解できない内容も詳しく話さなくても  すぐ共感してくれ   とてもありがたく思っていた

友人も同じように感じていて 同志のような心強い関係   これは私の思い過ごしではなくいつも意気投合していた

経験しない人には分からない と言うのがまるで合言葉のように 何でも遠慮なく話しをしていた

それが今年に入ってから どうもタイミングが合わないのか  それとも気持ちが離れてしまったのか  友人との長電話が出来ない

孫のお世話をしていたり  ご主人が家にいる時間が長くなるなど  ゆっくり喋っている余裕がないように思えるからだ

それで私は出来る限り 遠慮しよう

もう電話しなくても良いと  きっぱり

決めたはずなのに  つまらないんだよね

やっぱりくだらない話し  したい

でも ごめんねー とまた断られるのが

内心怖くて電話できないでいる

変な見栄を張らずに 今 大丈夫？

ってお気楽な感じで アポ取れば良いのに変にこだわって出来ないでいる

もうくだらない話し    私にとっては

ちっともくだらない話しではなく

心のはけ口になる 重要な話なんだけれど 家庭事情が変われば仕方ない

諦めるしかないかな

いつだったか 人の手を借りたい大変なことが我が家にあったとき   私も声かけしないから悪いかも知れないが  事情が分かっていたはずなのに  一言 手伝おうか とその言葉が掛からなかった

私はちょっと期待して待っていたんだよ  でも見て見ぬふりをしていて  結局 私も遠慮して言わなかった   言えなかったから私も悪いけど  でもねぇ  口先で 大変だね と言っても行動には結びつかず

何かあったら言ってねと言っていた友人からの言葉はそのまま見過ごされ

正直ガッカリした  そんなもんなんだね

助けて欲しいオーラを出しているときに 察することができる人だっただけに

どんなに普段 綺麗事を言っていても

やっぱり人はあてにはならないと思ったそれで私ももう軽いお付き合いに変えようと思った   今まで 長いお付き合いしてきても 友人に限らず 遠のいてしまうことがあるんだなぁと思い知らされた出来事だったね

そう思ったら  友人関係 終わる人が

出てきても  いいか？なんて

投げやりになって  ドンドン 世界を狭めて行ってしまうことになるんだよね？

いざとなったら 頼りになるのは

お金で動く他人様    ああ それ考えたら

家でゴロゴロ遊んでいる場合じゃないし

金持ちの友人と肩並べて 旅行なんて

行っている場合じゃないよ

お金はあの世には持って行かれない

今 身体が動いて 一緒に行かれる 旅友が

いるときが最期のチャンス

何でもいいから 付き合ってくれる

友人と気持ちよくお付き合いしよう

それがその場 限りの切ない友情？

友人だとしても なーんて考えた結果

の旅行だよ

嫁姑問題で同志だった人もいつかきっと

思い出してくれるかも知れない

そんな淡い期待を抱きながら