もう何年も経つけれど、今、急に思い出したら、腹が立ってきた。

義妹は随分な人だなぁと思う。

何故かと言うと兄のお嫁さんが亡くなった事を知りながら、一言もなく無視されたこと。

義兄弟 義姉妹、お付き合いは今はあまりないけれど、姑がいた頃は兄である我が家のジージと義妹(私にとって)はかなり顔を合わせていたし、私もジージと一緒に姑の家に行った時に顔を合わせている。

私の兄のお嫁さんが入院したり、具合が悪いことはジージが、義妹に話してくれていた。姑のところに頻繁には行けないと言う意味でも。

私にとっては兄のお嫁さんは、義姉になる。その義姉が亡くなってから、義妹(ジージの妹)は私に会う機会があったにも関わらず、一言もない。もちろん、仏事のお付き合いがないことは当たり前だし、なくて良いに決まっていると思っている。私の兄に以前、会った事もあるし、全く知らない人ではないはずだ。

義妹にとって、自分の兄のお嫁さん→私。そして私の実兄のお嫁さんイコール 私にとっての義姉は、ジージの妹にとっては遠い存在？ではあるけれど、一応、親戚になる。

義妹(ジージの妹)は義姉である、私をないがしろにし、義姉と思っていない、そして馬鹿にしているから、私に対して礼儀などわきまえる必要性がないと、考えているとしか思えない。

それだったら、私の兄のお嫁さんだよ、関係ない、そう思われても、全然不思議はない。

でもね、仮にも私は義妹の姉になるんだよ。義妹の兄のお嫁さんである私は、お義姉さんだからね。でも私のことを義姉と認めていなければ、私の兄の奥さんに対しても、お悔やみの言葉なんて出て来るはずがない。

甘い考えの持ち主の私だった。自分の事しか考えられない、義妹に一般的な礼儀を期待する方が間違っていた。

姑が亡くなった時、私の兄が立派な枕花を送ってくれた。親戚の方々から、誰が送ってくれたの？立派なお花だと皆さんから褒められても、知らんぷり。兄が葬儀の前に来た時も、自分のことで頭がいっぱい、兄にお礼などなしで、そんな人に、兄の奥さんへの一言など、期待する方がおかしかったね。普通の常識を求めてはいけなかった⁈のか。

結構、常識的なものの考え方をする人かと思っていたのに。例えば、若い時からお中元、お歳暮を我が家へ送って来ていた。もう年金生活者にお互いなったから、季節の挨拶はやめようと何度も何度も断っても、まだ送ってくる。こちらもいただくばかりでは申し訳ないから、仕方なくお付き合いして、送っていた。もういい加減、良いんじゃないかとジージと話して、もうこちらからはしないと言うことにした。義妹にもそのように伝えた。でもまだ送ってくる、もしかしたら、私の方が義理を知らないとか思われていたりして。

私はそんな形だけの義理よりも、姑が亡くなって、お線香をあげに来た時に、兄に 「奥様を亡くし、お気の毒でした。寂しくなりましたね」と、一言  言うべきではなかったのかと思う。姑の亡くなった、その3ヶ月前に兄の奥さんが亡くなったのだ。

承知していて言わないのか、自分のことで頭がいっぱいで、気が付かなかったのか。自分の母親が亡くなり、それどころではない。それも分かる。でも葬儀が終わり、ふと思い出す事もあったはず。

私の兄に言わなくても、私に言う機会はあったと思うが、一切なし。良い歳をした大人の癖に、と思う私は義妹に対して厳しいのか。私は、義妹は人に対する優しさに欠けていると思う。

いろいろ思い出すと、いやなことばかり。先日もいやなことがあった、まだまだたくさんある。また聞いてください。