楽しみが見つけられない
友人達が韓国語や中国語を習いに言っているとか、書画を習い始めた、パッチワークをやっている、水泳を再開した、刺繍教室に通っているなどなど
コロナ禍withで活動を再開し始めた。
旅行も積極的に行き始めている。
経済的にも豊かな人達だ。
仕事を続けている人もいれば、72才まで仕事をしていて、早く辞めれば良かった、遊ぶ時間が足りないと、頼もしい。
まだまだこれから先、やりたいこと、行きたい所がたくさんあると言う。
話を聞いているだけで羨ましい。
経済的なことは元より、その意欲的な向上心はどこから来るの?
もっと知りたい、もっとやりたい。
もっと、行きたい、 見たい。
若者よりもやりたいことが多いかも知れない。話を聞いていて、以前の私みたいだなぁと思う。
海外に行きたい所があったがコロナ禍で中断、パッチワークもやっていたが、途中でやめた、刺繍も途中でやめた。国内旅行、行きたい所がたくさんあったが、最近興味が薄れて来た。
1人の友人は断捨離も終えて、家の中もスッキリだと言う。ただし、ちょっと断捨離しすぎて今思うと、捨てなければ良かったと言う後悔は何度となくあると言う。終活まではまだ考えられないと言う。
心許せる友人達の話を聞いていても、
私の心は動かない。
羨ましいなぁ、意欲的で行動力に溢れていて。
と、思うばかりで、何もしたくない。
片付け、それは暇みてやっている。
いらないと思えばいらないと思うものが多くある。
思い出がいっぱい、みんな残したい、そう思えばみんな取っておきたい。
先日 ドロミテのフネス谷の本がないことに気がついた。
最近知り合った方がフネス谷に憧れていて、コロナ禍だから行かれず残念だと言っていたから、そうだ、その本を持っているから見せようと思ったら、ない。
えっ〜 捨てちゃったの?
写真があるからいいやと、その時、思ったかも知れない。だから何度も何度も本棚、ヒックリ返したが出て来なかった。
これだよ、だから断捨離は嫌いだよ。
富士山ブックもなくなった。取っておこうと思った筈なのに、捨てちゃっているらしい。その時はいらないと思ったのだね、また買えば良い?そんなもったいない事は出来ない。
私は断捨離推奨者の方のようにお金持ちではないのだから。また必要になったら、買えば良い。趣味を再開させたくなったら、書い直す?私にはそんな経済的余裕はない。
そんなこんな いろいろ自分でもよく分からないけど、向上心、行動力、何かのために努力する、がない。語学を習って今更どうするの?楽しいの?楽しい人もいるんだから、これは言い過ぎだわ。
丁寧に生きる って良くブログの題名にあるけど、その意味さえ理解できない。
ボーっと息している。
なーんにも やる気なし、ダラーンとした毎日、これがすこぶるお気楽。
コロナ禍のせい?
性格?
認知の世界へまっしぐらに進んでいる。
自分でも何故だか分からない。
もうね、何をやっても心から嬉しくないの、もう、人生の先が見えてしまったような。
悟りを開いた?訳ではない、ただの怠け病。
自分は今、私よりも年上の方達の所へ
ボランティアに行っている。
それが、ちょっと影響しているのかも知れない。
人生の最期、 ただただ座って朝昼晩の食事、ほんの少しのオヤツを頂き、大半の時間をTVを眺めて、過ごしている。
高級老人ホームには行った事がないから、次は高級老人ホームに行って様子を見れば、自分の最期の在り方や今の生き方が、見えて来るだろうか。
どちらにしても、まだ高級老人ホーム訪問は先になる。一週間にそちこち行く事は体力的に厳しい。それと、自分は高級老人ホームに入居できる費用はない。様子だけ見たい、そしてそこで暮らしている方々のお話を聞いてみたら、生き方の違いや何かが見えるかも知れない、だからお話しを聞きたいだけ。そんな都合の良い事、許されるかな?
自分でも今のこの状況が良いとは決して思っていない。
前向きに生きなくては、何か楽しみと言えるものを探さなくては、と思っても、
心 が動かない。
仕方ないよ。何故か、何故か、自分でも分からない。
花を見れば美しい と思う。
流れ行く雲をみれば、形が変わっていって、それは面白い。
歳に見合った服装をしているご婦人を見れば、私もそのようにお洒落をしてみたい。まだ感性は少し残っているらしい。
私の新しい?目標 目的
いったいなんなんだろうね。
みなさまのブログを読ませていただきながら、いつまで生きるか分からない
この人生、もう一度、考え直すしかないんだ、と言うことは分かる。
生きることの意味、生まれて来たことの意味。暮らして行くこと、暮らしていること。これからも、いつまでか分からない未知の時間を生きていかなければならない。
全てが今の私に問いかけて来る。
それをクリアしないと前に進めない気がする。
趣味に没頭でき、それが楽しみとして続けることが出来る能力の高い友人が、
心から羨ましい。