同じボランティアでも違うのね
友人は聴覚が不自由な方たちのボランティアをしている。
週一回、行く頻度は同じだ。
ただ、友人からいろいろ聞かれて分かった事がある。
友人は有償ボランティアだと言う。交通費はどのくらい出るの?と聞かれ、なしだよと言ったら驚かれた。
友人は交通費や謝礼をいただく有償ボランティア。
私は謝礼はおろか、交通費もなし。会費を払って会を支えている。何も思わず、それが当たり前と思っていたが、そうか、ボランティアにも謝礼が払われるんだった。
若い頃、社会福祉協議会からの紹介のボランティアサークルに席を置いていた、謝礼?交通費?何だか忘れたが、いくらかいただいた。
その時、私の入っていたサークルは会費を集めていなかったから、その交通費だったか謝礼だったか忘れたが、サークル維持費として差し出していた。
だから、今回も何も思わなかった、ましてや、今、行っているサークルは社会福祉協議会とは関わりがない?ように思える。
だから何とも思わずにいたが、交通費が出たら、それは嬉しい。
私は交通費をケチって自転車で行っている。冬は重ね着をして、マフラー、帽子、手袋をして完全防備だ、会場に着く頃には汗が出るほどだ。
夏は暑さとの戦い。日焼けしないように
帽子を被り、腕にはアームカバー、首には冷却用タオルを巻きつける。
朝、出かける時はまあまあ涼しいが、帰りはお昼頃だから、陽はサンサンと照りつけ、お腹は空くし、家まで緩やかな上りなのでへとへとになる。
帰りにどこかで軽く食べたいが、1人ではちょっと嫌だな、早く家に帰った方が良いかなと思ったり。
そんな感じで通っていたが、コロナ禍でサークル活動は休止になり、リモートワークの出来る人はリモートになった。
私はと言うと、相手の都合もありリモートワークは厳しいと言う事で、1年間、休止していた。
しかし、昨年 春頃からサークル活動が再開された。
コロナ禍も少しずつ収まって来ているのだろうか、それともwithコロナ (ちょっと古い⁈ )の考え方が尊重され?、サークル参加者も増えて来た。
私は手当があろうと無かろうとそんな事は関係なく、出来る限りボランティア活動に勤しもう、そう思っている。
必要としてくださる方がいる限り…
ありがたいこと!である。
ボランティア活動の形は様々だ。
友人は私達が無償であることに驚いていたが、私もびっくりだ。
有償、無償。
ボランティアの在り方。
若い頃から ボランティア とは
なんぞや? ずっと考えて来た。
こたえ は出ない。
それを考え始めたら、私はボランティアが出来なくなってしまう…