断捨離の番組を見て思ったこと
断捨離ってやっぱり捨てることだったんだねー
今更、何、言ってんのーと言われそうだけど。
先日、断捨離番組を見た。その方の部屋は寝るスペースだけがかろうじて確保されていて、足の踏み場もないほどに物が溢れている。
プロの手と頭?を借りて断捨離とやらが進み、部屋から物がなくなりスッキリした部屋になった。
布団を敷くスペースが出来、部屋は片付いた。断捨離番組に出演なさった方はスッキリして気持ち良いと仰っていた。
足の踏み場もない部屋が、綺麗に片付いてガラクタ?イヤその方にとって大事だったかも知れない物が捨てられ、殆ど物はない。
断捨離って捨てれば良いんだねー
TVを見ていて感じたのは、最低限必要な物を残してあとは捨てる。
Gさんに捨てれば解決?だねと言ったら、そうだ、全て捨てれば終わりだよと、遺品整理をした経験からか、そう宣う。
そうか、みんな捨てて必要な物だけ残せば探し物をしなくても、すぐに見つかる。そうだよね、数が少ないのだから。
そう考えると、私には断捨離、無理かな。
季節ごとに洋服は替えたいし、毎週出かけるサークル活動に同じものを着て行きたくない。
誰も見ていなくても、毎週替えて行きたい。アクセサリーもね。
TPO その言葉が今、使われているかどうか分からないが、私は行き先によってその場に合った服装で行きたいから、バッグも靴もコートも最低限必要だし、今あるものを捨てたくない。
例え、三年着ない洋服であっても。
素敵なのを着ているわねと言われることがあるけれど、これ、20年前に買ったものなのよと言うと驚かれる。
私は何枚も同じような物を持っていて、着回しするから傷まないし、流行の物は少ないから長く着られる。長年着ている服に、今の流行の物をちょっと組み合わせれば、古さを感じさせない。
それに素材が良いから、ヘタリなが少ない。
そんな訳だから、まだ着られる物が多くあり、捨てられないんだよね。
それに収納スペースがたくさんある。
それが断捨離にはまずいらしいけど。
海外で買って来た民芸品も捨てられず、
飾ってあり、確かに部屋は雑然としている。
マチュピチュやキューバ、メキシコ、カナダ、スイス
そしてシリア、ヨルダン、トルコ。
もう行かれない。イタリアも。
まだまだ記していない国からの買って来た民芸品や人形。
私の人生の終わりが見えてくる時まで、そのままにしておこうかと思っている。
片付けはすぐ終わる。
みな、小さな物ばかりだから。
あと、着物。困ったね。
TVではみんな捨てていた、私には捨てられない。
まだ袖を通していない着物が何枚かある。それらを着ないで捨てる?
100円で売る? 出来ない。
私がこの世からさよならする前に一気に捨てる?
誰か着物が好きな人に着て欲しい。そう願ってもそんな人、誰もいない。
残念だけど持っていて捨てるしかないんだね。
ギリギリまで持っていよう、そう思う私は気持ちが重くなる。
捨てればスッキリ!
それが出来ない、断捨離が分かってきたように思えたが、まだまだ私は分かっていない。
ずっと分からずに終わってしまうかもしれない。
困ったね。
捨てる 気持ちになった人が羨ましい。
私は結局、執着心が強いと言うことかな?